研究情報
研究成果情報
水産研究・教育機構では、研究で得られた成果を産業・行政・研究の関係者向けに「水産研究成果情報」として毎年取りまとめています。その中から増養殖研究所の「研究成果情報」 を選んで以下に紹介します。2019年度
- DNAの塩基配列の違いを利用したコイとキンギョ及び雑種の判別
- アコヤガイ赤変病の原因細菌と推定されたスピロヘータの疫学的解析
- マダイイリドウイルス高感受性細胞の樹立
- 低魚粉飼料がブリの消化機構に及ぼす影響の解明
- 統合オミクス解析による ニホンウナギ雌における天然魚と人工養成魚の違いの包括的解明
平成30年度(2018)
- Kudoa hexapunctataとK. neothunniに特異的な遺伝子検査法の開発
- ELISAアレイを用いた組換えワクチン標的タンパクの迅速特定
- タイラギ人工受精技術の開発
- ニホンウナギのレプトセファルス(仔魚)期間の長さは遺伝する
- 微細藻テトラセルミスの凍結保存可能細胞群の作出
平成29年度(2017)
- アクアレオウイルス感染症の診断法の開発と疫学調査
- クルマエビ養殖池における複合養殖アサリの餌料源の解明
- ニホンウナギのふ化仔魚を10万尾単位で研究機関へ輸送・供給することが可能になった。
- ブリ細菌性溶血性黄疸原因菌の分類と新種登録
- 育種家系の飼育特性の評価のためのエドワジエラ症の浸漬感染試験条件の決定
平成28年度(2016)
平成27年度(2015)
- キセノハリオチス感染症における国内アワビ種(クロアワビ、メガイアワビ)への病原性
- 寄生虫(クドア・セプテンプンクタータ)に対するリスク管理に必要な技術開発
- アコヤガイ外套膜から分離した外面上皮細胞の移植による真珠形成法の開発
- クエ稚魚の共食い可能な最大サイズ推定
- 地域特産化をめざした二枚貝垂下養殖システムの開発
- 実証研究のためのモデル選択規準
平成26年度(2014)
- キンギョヘルペスウイルス病のワクチン開発に成功
- 感染状態のコイヘルペスウイルスを特異的に検出するPCR法の開発
- 低魚粉飼料にて成長選抜したアマゴの成長改善効果
- アサリ垂下養殖における基質の検討
- ニホンウナギの高密度遺伝連鎖地図を作製
- アユの生息環境における「大きな浮き石」の重要性
平成25年度(2013)
- 難培養性病原体に対するワクチンの開発
- クロアワビのXenohaliotis californiensis感染症(国内初事例)
- 紫外線照射によるヒラメの不妊化技術の開発
- 垂下養殖のアサリは干潟よりも高成長を立証
- クロアワビの消化酵素活性と消化管内容液細菌叢モニタリングのための消化管内容液採取法
平成24年度(2012)
- 養殖ヒラメに寄生する新種のクドア属粘液胞子虫による食中毒の防止技術の開発
- 増殖過程にあるコイヘルペスウイルス(KHV)の検出法の開発
- 生体内寿命の長い組換えウナギ生殖腺刺激ホルモンの産生とその人為催熟への応用
- 高分子大豆タンパク質がニジマスの胆汁酸の排泄を促進する
- アサリの非対称殻模様出現頻度における地域差
- マアナゴの産卵場所を沖ノ鳥島南方で発見
- 湯ノ湖の釣魚者数データからの全国の内水面遊漁者数の推定
平成23年度(2011)
- ウイルスフリー親魚選別のためのNNV高感度検出法の確立
- マダイの非定型Edwardsiella tarda 感染症に対する不活化ワクチン開発
- モノクローナル抗体によるウイルス性出血性敗血症ウイルスの遺伝子型識別
- コイ春ウイルス血症(SVC)のまん延リスク評価のための感染実験系の確立
- ブリ天然種苗からの育種を可能にするための1塩基多型の同定
- 発酵大豆油粕を配合したニジマス用無魚粉飼料の開発
- クエ種苗生産における初期飼育技術の開発
- 飼育方法の適正化によるウナギ仔魚飼育成績の改善
- イセエビ幼生飼育技術のケブカイセエビ幼生への応用
- 海洋におけるウナギの産卵回遊行動
- アワビ類の増殖を目的とした人工投石漁場と天然漁場での長期生物相変動
- 成長ホルモン・成長因子が鰓における免疫関連遺伝子・浸透圧調節遺伝子の発現におよぼす影響
- 濁水に対するアユのストレス感受性
旧養殖研究所
平成22年度(2010)
- マコガレイのレオウイルスの精製,遺伝子解析とRT-PCRによる診断法の確立
- 抗体・プロテインチップを用いたヒラメの健康管理技術の開発
- 配偶子洗浄による新たなVNN防除技術の開発
- ブリの性決定遺伝子座特定に関する研究
- 魚類養殖由来溶存態窒素のバイオフィルタとしてのアオサの有効性
- ワムシ給餌期のカンパチ仔魚におけるDHAおよびタウリンの要求量
- 安全・安心・安価なカンパチ人工種苗を環境にやさしく育てる技術の開発
- ウナギ完全養殖の成功
平成21年度(2009)
- キリキリ舞いを呈するカンパチ疾病の原因の解明
- マハタの安定養殖生産のためのVNNワクチンの開発
- 免疫磁気ビーズを用いた新しい冷水病菌検出法の開発
- 国内で分離されたEdwardsiella ictaluri のAFLP法によるDNA多型解析
- ヒラメ細菌感染症(連鎖球菌)に対する抵抗性関連領域特定のための連鎖解析
- 合成ホルモンを用いたマナマコの新しい産卵誘発法
- ウナギにおける良質卵の栄養成分特性
- 伊勢湾におけるアサリ浮遊幼生分布から産卵場と着底場を探る
平成20年度(2008)
- アユの冷水病を予防する実用的なワクチンの開発
- アワビの大量死を引き起こすフランシセラ症診断法の確立
- クルマエビのホワイトスポット病(WSD:white spot disease) 経口ワクチンの開発の取り組み
- CBB培地を用いたせっそう病原因菌の簡便な検出
- 河川のアユに発生したEdwardsiella ictaluri 感染症
- 分子遺伝学的手法によるアコヤガイの類縁関係の推定とこれを利用した種判別手法の開発
- 養殖エビのストレス評価法の開発
- マダイ稚魚におけるタウリンの要求量および機能に関する研究
- 適正給餌量評価法の開発
- カンパチ養成親魚の環境制御による早期採卵
平成19年度(2007)
- コイ仔魚はコイヘルペスウイルス(KHV)に感受性がない
- ヒラメ仔稚魚の感染・昇温処理によるVHSへの免疫獲得
- コイ春ウイルス血症原因ウイルス(SVCV)の各種消毒剤による不活化
- マイクロアレイを使った魚介類疾病の迅速同定・診断、防除技術の開発
- ヒラメの遺伝子地図作製ツール(放射線雑種細胞)の開発
- 元気に育つウナギ卵を遺伝子で見分ける-健全なウナギ種苗の生産に向けて新たな一歩-
- 高脂質低タンパク質飼料がマダイ稚魚の成長および肝膵臓の酵素活性に及ぼす影響
- マクロベントスによる魚類養殖由来有機物の取り込み
- DNAマーカーによるクルマエビの放流効果の把握
平成18年度(2006)
- アユ冷水病菌Flavobacterium psychrophilumの遺伝子型の判別法
- ウイルス性神経壊死症の感染経路の解明と防除対策の開発
- 野生型及び飼育型コイのコイヘルペスウイルスに対する感受性の比較
- 藻類用ケイ酸成分供給剤の開発と藻類への新しいケイ酸成分供給方法
- ウナギ仔魚に生じる倍数性変異個体の発生メカニズム解明
- 魚類脂肪細胞の培養系の確立と細胞分化機構の解析
- 魚類養殖場における海水中の細菌群集組成の変動解明
平成17年度(2005)
- アユ冷水病の病理と死因
- 宿主の遺伝子発現プロファイルを利用した迅速診断の試み
- 遺伝マ-カ-を利用したエゾアワビとクロアワビの遺伝的識別
- フグゲノム情報を利用した魚類レプチンの同定
- アルテミアの系統的差異とその利用
- 炭素・窒素安定同位体比を用いたアマモ場食物構造の解析
平成16年度(2004)
- DNAチップを用いた魚介類細菌性疾病の診断
- コイヘルペスウイルス病診断PCR法の改良
- ゲノム解析に利用可能な魚類精子凍結融解法
- マイクロプレートを用いた簡便なウナギの卵質評価法
- 窒素負荷低減型高脂質ニジマス用飼料の有効性
- 諫早湾アサリ養殖場におけるアサリ大量へい死原因の究明
平成15年度(2003)
- コイヘルペス病の診断で防除の基礎が得られた
- 日本海におけるアカガレイの腫瘍状疾病の原因解明
- ヒラメ親魚の必須脂肪酸要求
- 数値計算モデルによる養殖漁場の底質環境基準の検証と養殖許容量の推定
- 異種間雄性発生に関する研究
- 世界で初めてシラスウナギの人工生産に成功
- 分子レベルでみたクルマエビ卵の表層桿状体の形成過程
- 飼育密度によるストレス応答と成長への影響
- ヒメマスの性決定に及ぼす飼育水温の影響
平成14年度(2002)
- 陸上で廃棄された窒素や燐のリサイクル利用で高栄養価の餌料用微細藻類をつくる
- ウナギ人工ふ化仔魚からの完全養殖実現は近い
- 脊椎骨異常の発症機序の解明
- 肉芽腫症のイサキから分離された細胞内寄生細菌
- 魚類の新しいサイトカイン(インターロイキン12)を発見-哺乳類以外で世界初
- 養殖漁場海水中の細菌群集による有機物分解活性と細菌相の変化
- 中胚葉の発生と尾芽幹細胞の分化機構を明らかにし、育種の目印に
- 環境ホルモンによるサクラマス雄の性行動の抑制
平成13年度(2001)
- 珪藻類キートセロス2種の高水温耐性株の選抜とアコヤガイ稚貝に対する餌料価値
- 環境ホルモンはマダイの繁殖に影響を与えるか!?
- 稚魚自発摂餌式給餌法の開発
- アサリ増養殖場造成地の水質浄化機能の評価手法開発
- ニジマスの白血球にも血液型がある
- 成長ホルモンとプロラクチンによる魚類免疫系の促進
- 海藻由来有機物の藻場周辺生態系への貢献
平成12年度(2000)
- クロアワビにおける筋萎縮症耐性家系等の効率的な判別技術の開発
- 魚類精子の凍結保存方法の開発
- 骨奇形発症の分子機構の解明ー種苗で起こる奇形の原因を分子で探るー
- マクロベントスによる魚類養殖場の環境診断法の開発
- マダイイリドウイルスの全塩基配列の決定と感染防御抗原をコードする遺伝子の推定
- 中禅寺湖におけるヒメマスの母川回帰生態
平成11年度(1999)
- 魚類の異質倍数化にともなうクローン化機構の解明
- ウナギ人工ふ化仔魚をレプトケファルス幼生まで育てることに成功
- 魚類の自発摂餌式給餌法における稚魚用給餌器作動スイッチの開発
- アコヤガイ適正収容量算出のための数値モデル開発
- 水産用ワクチンの新しい投与手法として有望なスタンプ法の開発
- サクラマスの成長及び遊泳能力に対する流水刺激の影響
平成10年度(1998)
- サクラマス・アマゴの有用形質に関する遺伝的特性の解明
- アユ・ウナギ精子の運動能力の制御方法
- 魚類の自発摂餌行動に関する研究
- 適正収容量算出のためのアコヤガイ代謝モデル
- アユ冷水病対策としての薬浴法の検討
- サケ科魚類の繁殖機構に及ぼす酸性雨の影響
平成9年度(1997)
- アマゴ超雄(YY)の継代について
- ウナギ人工ふ化仔魚の給餌による成長
- アコヤガイの赤変化異常現象の人為的再現
- 簡易柱状採泥器の開発
- マダイイリドウイルス病に対するワクチンの開発
- 流水刺激がサケマス類の成長、栄養状態に与える影響
平成8年度(1996)
- 亜熱帯の沿岸から採られたイソクリシスの餌としての価値について
- 海水飼育による雌ウナギの成熟誘起
- 海産重要魚種の必須アミノ酸要求量
- 貧酸素水塊の動きと養魚場の環境変動、微生物活性との関係
- 淡水サケ・マス類放流種苗の天然環境への適応機構に関する研究
平成7年度(1995)
- 地球規模で分布するマイワシの集団構造に関する研究
- ウナギの種苗生産
- 代替タンパク質の併用によるコイ用配合飼料の魚粉削減
- マイワシの成熟・産卵を探る
- クルマエビ急性ウイルス血症(PAV)の原因ウイルスの解明と分離精製法の開発
- 環境酸性化がサケ科魚類の成熟・産卵過程に与える影響