図1.飼育下でのウナギの変態過程.ふ化後250日から270日の同一個体の連続写真.スケール=10mm.
|
餌や飼育方法を改良した結果,孵化後250日前後で5〜6cm(写真の個体は5.7cm)まで成長したウナギ葉形仔魚(レプトケファルス幼生)は,約20日かかってシラスウナギへと劇的な変態を遂げた。
| |
図2.人工生産したシラスウナギから育てられた稚ウナギ(全長約20cm)
|
人工生産されたシラスウナギは市販のウナギ稚魚用飼料の給餌により正常に成長し,孵化後558日目で約20cmの稚ウナギに育った。人工生産魚は養殖用種苗として利用可能であることが明らかになった。
| |