コイヘルペス病の診断で防除の基礎が得られた |
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担当者名 |
独立行政法人水産総合研究センター養殖研究所玉城分室 病害防除部 魚病診断・研修センター 佐野 元彦 |
連絡先 |
Tel.0596-58-6411 |
推進会議名 |
水産養殖 |
専門 |
病理 |
研究対象 |
ウイルス |
分類 |
行政 |
「研究戦略」別表該当項目 |
2(2)病原体の制御及び宿主機能活用による病害予防技術の開発 |
[背景・ねらい] 目的と成果の特徴:
@特定疾病コイヘルペス病が我が国で発生したことが平成15年11月に判明。今後 の対策には発生状況の早期把握が必要。
Aコイヘルペスウイルス検出PCRプローブが診断に使用できることを確認。
B農林水産省が定めた検査体制により養殖研究所が確定診断を行った結果,23都府 県にわたり発生を確認。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点] 成果の活用面:本疾病の研究及び防除対策の基礎的情報として活用出来る。 [その他]
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[具体的データ] |
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1.H15.11.2,確定診断に基づき,農水省消費安全局は持続的養殖生産確保法施行規則で特定疾病に指定されたコイヘルペス病発生とプレス発表。
2.実施した確定診断結果に基づくH16.1月末現在の都道府県別の発生状況を図に示した。
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KF-1細胞におけるKHVのCPE。写真中央付近に見られる重度の空胞化が特徴
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3.コイ鰭由来KF-1細胞における細胞変性効果、ウイルス粒子及びPCRによるKHV遺伝子の検出を示した。
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KF-1細胞で増殖するKHVの電子顕微鏡像。核内にヌクレオキャプシドが観察される
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3.コイ鰭由来KF-1細胞における細胞変性効果、ウイルス粒子及びPCRによるKHV遺伝子の検出を示した。
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KHV病確定診断におけるPCR泳動像
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