第47回UJNR水産増養殖専門部会の事務会議と科学シンポジウムを2019年11月12〜13日に、沖縄県那覇市の沖縄産業支援センターで開催しました。 天然資源の開発利用に関する日米会議(UJNR)水産増養殖専門部会では、日本の窓口を水産研究・教育機構が、アメリカの窓口を大気海洋局(NOAA)が担当し、1年交代で日本とアメリカで事務会議と科学シンポジウムを開催しています。第47回は日本の担当でした。 第47回科学シンポジウムのテーマは「持続可能な食料供給と環境変化による影響低減のための養殖技術の応用」で、アメリカから9人、日本から17人の計26人の研究者が参加しました。アメリカからはウニの蓄養、サンゴ礁の修復や海藻の集団遺伝学など、日本からはカキ養殖に関する日米共同研究、海洋酸性化の影響評価やサンゴ礁とその生物集団の保全などについて19題の話題提供があり、環境変化と養殖の関連について活発な議論が交わされました。 今年が「環境変化における海面養殖」をテーマとした三カ年計画の最終年で、来年からは疾病対策をテーマにした新たな三カ年計画が始まる予定です。 |
参加者一同で記念撮影 |