第45回UJNR水産増養殖専門部会の事務会議と科学シンポジウムを2017年10月16〜17日に、広島市の広島国際会議場で開催しました。 天然資源の開発利用に関する日米会議(UJNR)水産増養殖専門部会では、日本の窓口を水産研究・教育機構が、アメリカの窓口を大気海洋局(NOAA)が担当し、1年交代で日本とアメリカで事務会議とシンポジウムを開催しています。第45回は日本の担当でした。 第45回科学シンポジウムのテーマは「環境変化の影響を軽減する養殖の可能性」で、アメリカから10人、日本から27人の計37人の研究者が参加しました。アメリカからは沿岸環境の酸性化、貝類養殖と藻場の関連、沖合での貝類養殖など、日本からは瀬戸内海と三重県五ヶ所湾の環境変化、カキ養殖や魚類養殖と環境変化の関連などの16題の口頭発表があったほか、7題のポスター発表も行われました。各発表後の討論では、環境と養殖の関連について活発な議論が交わされました。最後に日米の共同研究の発展について意見交換が行われました。 |
参加者一同で記念撮影 |