養殖業における民間規格および認定:
      実際と新たな問題-3
  

● 規格基準は、自家ブランド製品や高次加工製品となるほど厳格になるし、規格認定も必須
● 地域的には、ヨーロッパ北部、米国市場において認定が必要
● 規格認定を得るには生産・加工業者はその費用が必要である


規格認定がもたらす潜在的な恩恵:
● 認定があることによる新しい市場への参入
● 品質管理や製品の改善
● 非衛生や劣等品質に帰因する返品などのリスク減少
● 悪評の回避
● 需給関係が安定

(FAO,2010)

I.世界の養殖業の現状と課題-9. 養殖業における生産物の民間規格および規格認定-3)現状と問題点 その3
規格基準は、自家ブランド製品や高次加工製品となるほど厳格になるし、認定も必須のものとなります。
また、地域的には、ヨーロッパ北部、米国市場において認定が求められます。
認定を得るには生産・加工業者はその費用をまかなわなければならないが、その価格は認定がもたらす潜在的な恩恵に対して見積もられるでしょう。
その恩恵とは以下が考えられます:
• 認定があることによる新しい市場への参入
• 品質管理や製品が改善されることで、非衛生や劣等品質に帰因する返品などのリスク減少や
 悪評の回避
• 需給関係が安定する