Ⅰ. 世界の養殖業の現状と課題-7. 2000–2010年における養殖業振興に関わる国際的総括-9)養殖業の役割と貢献
養殖業が果たした役割あるいは貢献:
養殖業がもたらしたインパクトについて、過去10年間において貧困緩和、食糧確保、雇用、貿易、男女の機会均等などの諸問題に貢献したことは明白です。
この貢献・役割は、部分的には、単に生産量・額が増加したこと並びに養殖生産品が小売業においてまた加工業界に原料として世界中に流通したことによって生じました。
しかしながら、養殖の社会的貢献・役割は、養殖業が備える次の特徴によってももたらされてきました。すなわち、
受益者による所有権;ヒト中心のアプローチ;食物連鎖において低位にある種の利用;家族構成員による恩恵および雇用の共有;野外実地に源を発する方法の使用;地域色にフィットして開発された技術;そして地域ネットワークの使用です。