2000-2010年における養殖業振興
      に関わる国際的総括-4
  

 ヨーロッパ地域:

養殖業における研究・開発の業績がめざましい:

生産システムの  →  品質向上
   効率化  環境負荷の軽減


1.水質監視体制の開発することにより給餌および
  バイオマスを管理

2.再循環システムの高度化
3.外洋において使用することのできるケージや
  ネットの開発
4.集約的複合養殖生産システムの開発


養殖に対する法的規制がますます厳しくなるであろう

(FAO,2010)

Ⅰ. 世界の養殖業の現状と課題-7. 2000–2010年における養殖業振興に関わる国際的総括-4)ヨーロッパ地域の総括
ヨーロッパ地域について総括すると:
養殖における研究および開発の業績がめざましい;
  1.生産システムの効率化
  2.効率化された生産システムにおける養殖生産物の品質向上
  3.環境負荷の軽減がいっそうはかどられました
新技術としては;
  1.水質監視体制の開発することにより給餌およびバイオマスを管理
  2.再循環システムの高度化
  3.外洋において使用することのできるケージやネットの開発
  4.集約的複合養殖生産システムの開発
→しかしながら、
卓越した技術進展にもかかわらず、ヨーロッパは水産物の輸入消費国のままであり、養殖に対する法的規制がますます厳しくなりまた養殖に適切な水資源の利用や土地の活用が難しくなりつつあることに帰因すると思われます。