平成14年度水産養殖関係試験研究推進会議報告書

会議責任者 養殖研究所長


 1.開催日時及び場所  日時 平成15年2月18日 13時30分〜18時00分
                 場所:伊勢シティホテル(伊勢市吹上1-11-31)

 2.出席者所属機関及び人数機関名 構成員:22機関 28名
                         オブザーバー:水産庁 2課 2名
                         事務局:8名

 3.結果の概要

議 題 結果の概要
・「水産研究・技術開発戦略」の達成状況に関すること
(1)平成14年度試験研究の経過と活動について 養殖研究所が取り組んだ平成14年度における中期計画の中課題毎の主要成果、主なプロジェクト研究の進捗状況と成果及び推進会議傘下の3部会(育種部会、養殖基盤部会、魚病部会)の活動状況が報告され、承認された。
(2)水産増養殖分野における「水産研究・技術開発戦略」の達成状況 「水産研究・技術開発戦略」のうち、4事項8課題15項目(内10項目が主として把握すべき項目)につき、平成14年度の達成状況を把握した。把握のため、水研センター、水試等公立試験研究機関、水産大学校の実施課題のうち、増養殖及び内水面関連課題として1037課題、検討した結果、先の15項目に該当する課題は231課題であった。これらに大学等における実施状況を加え、15項目における平成14年度までの達成度及び達成のための問題点について整理した。実施中の各課題については順調に進捗している。しかし、現時点では水研センター及び公立試験研究機関で取り組まれていない課題があり、これらに対する対応を検討する必要がある。
(3)ブロックからの追加報告 東北ブロック、北日本海ブロック、日本海西部ブロック、瀬戸内海ブロック、西海ブロックから要望を含め情勢報告が行われた。また、内水面ブロック及び瀬戸内海ブロックからは後日、報告書を提出するので参加者に追加配布することとなった。
・研究課題の重点化及びその内容に関すること 平成15年度以降に養殖関係試験研究分野として重点化すべき内容を以下の3点とした。
1.養殖研究所は応用的研究ならびに開発的研究をはじめとする種々な分野における研究と有機的な連携を保ちつつ、海面及び内水面を通じて育種、繁殖、飼餌料、増養殖システム、病害防除の広い分野にわたって増養殖に直結した基盤的研究を総合的に推進する。
2.養殖業に関連する安全性評価等に関する調査・研究(飼料・資材、魚病薬、組換え体等)を本部、関係水研と連携しつつ推進する。
3.「有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律」への対応を行う(西海区水研・中央水研・日水研・瀬戸内水研・水工研との連携)。
さらに、養殖研究所各部及び支所より、平成15年度に重点化すべき事項を整理した。
いずれについても、参加者からの異議はなく承認された。
・研究推進体制に関すること 研究推進体制に関しては特に議題を設定していないが、増加及び変化する研究ニーズに対応するためには、今後柔軟な研究推進体制を構築する必要があることが、各部からの活動報告及び部会報告、さらに各機関からのニーズから確認された。
・研究成果に関すること 研究成果情報として、東北海区水産研究所及び日本海区水産研究所より計4課題、養殖研究所より8課題の評価及び分類を行った。一部、修正意見を取り入れた上で全課題を研究成果情報として報告することとした。
・研究ニーズに関すること 中央ブロック推進会議、西海区ブロック推進会議及び水試場長会各ブロックより要請のあった研究ニーズを集約した。これらに関しては、養殖研究所としての対応の考え方を回答したが、さらに各部会にて検討し対応を回答することとした。
・その他必要と認められる事項に関すること 総合討論として「今後の増養殖研究のあり方」につき、検討した。
1.増養殖研究は水産庁が定めた「水産基本計画」においても重要な柱として位置付けられていることを確認した。
2.これに基いて研究要素を解析し整理、検討し、確認した。