イベント情報/シンポジウム
令和元年度ナマコ種苗生産研究会を開催しました
ナマコ種苗生産研究会では、ナマコ類の資源造成と漁業の発展のために、県等の関係機関が集まって毎年、種苗生産、放流の状況並びに試験研究に関する情報と意見の交換をしています。今年度は、令和元年12月13日に愛知県三の丸庁舎において開催しました。ナマコ種苗生産や種苗放流を行っている10県の水産試験研究機関、種苗生産機関やオブザーバー参加機関から計27名の参加がありました。
研究会では各県で進められているナマコ種苗生産、放流に関する試験研究成果の紹介と、各県の種苗生産機関でのナマコ種苗生産・放流状況の紹介があり、技術情報の交換や問題点解決に向けた論議が行われました。また話題提供として「ソロモン諸島ブエナビスタ海域におけるナマコの資源評価および有機炭素・窒素安定同位体比による餌起源推定」「CITES CoP18におけるナマコ掲載提案に関する議論について」、「ソロモン諸島におけるナマコ資源管理プロジェクトについて」の3題の講演があり、活発な質疑応答が行われました。
会議の様子 |