イベント情報/シンポジウム
令和元年度育種情報交換会を開催しました
令和元年12月10日に三重県伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢を会場に大学、関係都府県等、養殖関係企業等及び水産研究・教育機構から関係者46名が参加して育種情報交換会が開催されました。
各県から、ニジマス、マダイ、カンパチ、アコヤガイなどを対象に耐病性や高成長を目指して取り組んでいる育種研究が紹介されました。また、漁業者からの育種ニーズや本会議への要望についても意見交換をしました。増養殖研究所から、現在実施しているブリ、サーモン、スジアラ、ニホンウナギ、アコヤガイの育種研究を紹介しました。
会議の後半は「ゲノム編集技術の育種への展開」と題したミニシンポジウムを行いました。大学の先生方から、マサバ、カタクチイワシ、マダイ、トラフグで行われているゲノム編集研究と開発した魚の社会受容・社会実装を目指した取り組みが紹介されました。また、増養殖研究所からゲノム編集魚に関する規制等の説明をしました。
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