イベント情報/シンポジウム
平成28年度育種情報交換会を開催しました
平成28年12月7日に伊勢市観光文化会館大会議室を会場に水産庁、関係道県、一般社団法人全国海水養魚協会、養殖関係企業及び水研機構(本部、中央水研、西海区水研、増養殖研)から関係者48名が参加して育種情報交換会が開催されました。
各道県から育種関係の研究開発の取り組みとして、ご当地サーモンやさけ・ます類の低魚粉耐性個体作出の試み、作出した系統の維持に関する問題、キンギョ、ノリ、ワカメ、アコヤガイ等の育種研究やアカウニ3倍体作出への取り組み等の紹介がありました。また、増養殖研から組織改編された新しいグループの業務や育種関連の研究開発課題の紹介、ゲノム編集などの新規育種技術(New Breeding Techniques; NBT )研究の動向、ジーンバンク事業の紹介を行いました。
さらに「海産魚介類における最新の育種研究」とのテーマで、日本水産株式会社の森島輝氏による「ニッスイにおけるブリ人工種苗事業化と育種について」、増養殖研の尾崎主任研究員による「ブリ養殖及び育種の将来について」、増養殖研の正岡主任研究員による「アコヤガイの育種研究について」の3題の話題が提供され、ブリの海外輸出に向けた問題点等について参加者の間で活発な意見交換が行われました。
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