国立研究開発法人水産研究・教育機構では,魚介類の養殖に必要な生物餌料や 育種素材として有用な藻類などを中心に,水産生物遺伝資源保存事業(ジーン バンク事業)を積極的に進め、有償配布を行っています。
事業の沿革
1985 (昭和60年) 農林水産ジーンバンク事業として発足
2000 (平成12年) 独立行政法人水産総合研究センター
             「水産生物遺伝資源保存事業」へ移行
2004 (平成16年) 微生物遺伝資源の配布開始
2006 (平成18年) 生物餌料(微細藻類)遺伝資源配布開始
2009 (平成21年) 藻類(コンブ、ワカメ、アマノリなど)遺伝資源配布開始
2011 (平成23年) 生物餌料(ワムシなど)遺伝資源配布開始
2016 (平成28年) 国立研究開発法人 水産研究・教育機構へ移行
現在に至る
2000年(平成12年)以後のジーンバンク事業の概要
 水産研究・教育機構のジーンバンク事業では生物餌料(ワムシ、並びに栄養価の高い微細藻類)、藻類(コンブ類,ワカメ・アラメ・カジメ類,アマノリ類)、微生物(水産動物の病気の原因となる細菌類や利用価値のある海洋細菌)を対象に、特徴的な性質を調査し,生きた状態で保存しています。
 これら遺伝資源の特性に関する情報は,ホームページ上に公開します。また,保存されている株のうち特性調査の結果、利用価値が高く、配布が可能と判断できた種や株については,規程(クリックして閲覧して下さい)に従って利用者に有償配布致します。

配布について
ご質問はセンターバンク(水産技術研究所育種部ジーンバンク担当)にお問い合わせ下さい。